応用例 Mgカー
ELEKIT マグネシウム燃料電池カー [ JS-7900 ]
市販のマグネシウム板を利用した空気電池のキットを示す。
空気電池として、炭素電極、セパレータ(不織布)、マグネシウムの板がサンドイッチされたものを用いている。
不織布には塩水(NaCl+H2O)がしみこませられている。
一回、約10数分連続的に車は走る。
このマグネシウム板の代わりに鉄微粒子を鉄板としたものを用いた空気電池を作成した。
鉄微粒子には酸化鉄や鉄粉末を液相レーザーアブレーションを用いて調製したものをすでに用いた。
ちなみに、マグネシウム板を使用した場合の起電力は1.5V程度、アルミでは0.9Vであったが、鉄を用いた場合は0.6Vであった。
さらに、起電力改良型Al空気電池を上記の方法と同じくアルミナ粉末を液相レーザーアブレーションにより調製し、粉末を還元して焼成しアルミ板を作成した。
そのアルミ板を用いて起電力を改善した空気電池を搭載したマグネシウム燃料電池カーを動かしてみた。
改良型Al空気電池搭載マグネシウム燃料電池カー