一般的な応用先

このレーザーのエネルギー源は、太陽エネルギーである。つまり、
 1)元手がただである。  
運転コスト 低
 2)従来のレーザー装置と比較して、構造が単純で低コストである。 
製造コスト 低

よって、通常のレーザー応用に加え、以下の応用が有効ではないかと考えている。

欠点はやはり、地上では天候に左右されるため、エネルギーの供給が不安定になることである。宇宙空間で使用するのが最も良いのではないか?



太陽光とレーザーの違い


電磁波における電界、及び、磁界のふれ(位相)が時間的、空間的にそろって(同期)いるかである。



レーザーの利点

1)光子密度が大きい すなわち、強度が大きい。

空間的な位相がそろっていれば、小さい領域(数ミクロン)にレーザー光を集めることができる。

太陽光と比較して9桁以上高い

2)大きな電界が発生可能

3)高温の発生が容易

である。





太陽光励起レーザーにより太陽光からレーザー光を生成

レーザーにより高温発生  5000K以上 
レーザーの連続波では数千度、パルスでは、5−10万K以上
(太陽光では3000Kが限界)

太陽エネルギーの物質への貯蔵・固定化が可能



前にもいっているように、太陽光からレーザーへ変換するとエネルギー的損失は多少出るかもしれないが、

上記1−3)のメリットが出てくる。

これらの性質を生かせば、通常のレーザーの応用に展開が見える。
もしくは、太陽光励起レーザーから高速中性子、X線、ガンマ線への各種線源生成等、いろんな応用が見えてくる。


今現在は、その3)の性質に着目して、研究を進めている。